著者 : 工藤 国雄
訳者 : -
整理番号 : 491
分類 : 建築_評論 | ヒロシの分類 : ルイス・カーン ,- | amazonランキング:311186
amazonで見る(右タイトルをクリック)) タイトル:私のルイス・カーン
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ヒロシの書評:
堀池研究所在籍時、堀池氏は、朝のミーティングで、よく本の紹介もしていた。その中で、この本を推薦して購入したのだと思う。
ルイス・カーンといえば、この本は、必須のような、感じに話されていたと思う。
しかし、この著作は、あの厳格で、緻密で、繊細な、ルイス・カーンのイメージとは、また違うのである
。
ルイス・カーン事務所に勤務しただけあって、ルイス・カーンにぞっこんの、熱さバリバリ、かと思うとそうではない。
一番、僕が、印象的だったのは、ダッカ会議場の照明の設計。なんだ、工藤氏が、設計したのは、結局、この照明だけ?って、イメージが僕の頭にこびりついている。
工藤先生、たいへん失礼で、ごめんなさい、ですが・・・ぼくの読解迫ヘでは、そんな、イメージが残ってる。
そして、ダッカ会議場のたしか、正面の広場を飾る、あの単純な、ぼってっとしたような、それでいて、存在感がある、照明のデザインが気になっていたのですが。そんなにこだわって、苦労して生まれたの?って納得したのが印象的でした。
氏のもう1冊「講座-ルイス・カーン」の冒頭で、「カーンの設計過程というのは・・・大変混乱しきった、矛盾しきった、あるいは絶えざる変更を重ね続けていく、ゲリラのように全然組織性のない、混沌としたカオスのような進め方です。」としている。
なるほど、この本は、それを、よーく伝えているんですね。
氏のこの2冊を、あわせて読むと、より面白いかと思います。
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