2009年11月23日月曜日

Louis I. Kahn: In the Realm of Architecture

著者 : David B. Brownlee/David Gilson De Long

訳者 : -


整理番号 : 168

分類 : 建築_作品 | ヒロシの分類 : ルイス・カーン ,- | amazonランキング:63497

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ヒロシの書評:ルイス・カーンの実作品のカラー写真が、ふんだんに掲載されている。
ふんだんに、とは、およそ160ページ。本誌の1/3程度である。


ルイス・カーンの作品集となると、結香Aスケッチ、模型などが、ふんだんに掲載されているものが多いように思う。
すばらしい作品を残した一方で、思索の建築家であるから、その思考のプロセスが、興味をもたれて、掲載されるのも当然であろう。
さらに、哲学者のような論客であるから、やさしいような?言葉で、難解なルイス・カーンの文章と、その解説が付くのであるから、どうしても、スケッチ、模型が大きな位置を占めるのも、当然であろう。


そこで、クリアーな、要所を締める写真のカットを集めて、掲載されているのは、ありがたい。


しかし、カラーで、はじめの目に入るのが、カーンのローマでのスケッチであった。
パステルで、現実の色とは違う、原色で、ディティールは、無視して、絵がかれている。。
そこには、また、光を強調する、黒い影が、ボリュームを強調している。
ピラミッド、アポロ神殿、アクロポリス、シエナのカンポ広場・・・1951年だから51歳のスケッチ。
イエールのアートギャラリーでの老年な鮮烈デビュー?は、1951年。
ルイス・カーンは、彼の確たる思想とデザインを、ここで構築したのかなー??



ところで、写真の右左逆を発見!
156-157ページ見開き、あのフィッシャー邸。
僕、ここ見てきました。
で、図面の見て、やっぱり違う。スライド写真を裏返しちゃったかな?
版によっては、直ってんのかな。
・・・でも、本物のすごさを考えると、どうでもいいかね^^^




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